【8/7】「ジオ散歩 函館の水の歴史をたどる」レポート

8月7日(日)はこだて国際科学祭2022プレイベント「ジオ散歩 函館の水の歴史をたどる」を実施しました!フィールドワークを通じて地質学的な見所と歴史をたどる街歩きイベントです。スタッフ含めて約20名が参加しました。

本年3月、ジオフェスティバルの雁沢夏子先生(元遺愛女子中学校・高等学校教諭)から「水道の歴史を織り交ぜた散歩ルートにしたいので何か一緒にできないだろうか」とお申し出をいただきました。科学楽しみ隊として協力することになり、約4ヶ月間・・・コツコツと準備を進めてきました。

「函館の水の歴史」がテーマなので、縄文人の生活の軌跡をたどるとともに高田屋嘉兵衛屋敷跡(人工水路「願乗寺川」があったことを解説)などを散策しました。また、市立函館博物館 郷土資料館では渡辺熊四郎さんの水道の歴史バージョンでご説明いただき、ペンション「じょう蔵」さんでは高田屋嘉兵衛の井戸も見学させてもらいました!子どもたちのために、人肌脱いでいただいた方々のご協力には心から感謝申し上げます。

水道の歴史以外でも、函館の歴史を道中で解説しました。明治〜昭和の写真などをルート中で掲げて説明することで、その場所の現在と過去を比較できるように工夫しました。ちなみに、元町公園にあった箱館奉行所が五稜郭に移った理由を知っている小学生がいたのには驚きました!

今回のルートは、函館公園→青柳坂→高田屋嘉兵衛像前→高田屋嘉兵衛屋敷跡→高砂通り→銀座通り→臥牛館付近→二十間坂→市立函館博物館 郷土資料館→ペンション「じょう蔵」→元町公園→ハリストス正教会前→元町配水場です。

子どもたちにとってよい思い出になっていれば嬉しいです!

幹事 仙石