7月23日(土)に青年センターさんで、はこだて国際科学祭2022プレイベント 科学工作「ぷよぷよ☆サイエンススノードーム作り」をさせていただきました。
コロナ禍で直前キャンセルが相次ぐ中、小学生13名の皆さんが保護者の方と一緒に参加してくれました。
あらかじめオブジェをつけておいたビンの中に、自分で作ったぷよぷよボール(アルギン酸ボール)を好きなだけ入れてスノードーム仕立てにしてもらいました。
アルギン酸ナトリウム 水溶液と塩化カルシウム水溶液が接触したところがぷよぷよに固まる性質を使ってぷよぷよボールを作っていきます。
まず、融雪剤や除湿剤に使われている塩化カルシウムを自分で水に溶かします。
ほんのり発熱する様子も体感してもらいます。
そこにポスターカラーで好きな色をつけたアルギン酸ナトリウム水溶液をスポイトでポタポタ落として小さなボールをたくさん作ってもらいました。
水に溶けにくいアルギン酸ナトリウムは前日にブレンダーでしっかり溶かしておいたものを使ってもらいました。
今回は、保護者の皆さんの分の材料と道具もお配りして、お子さんと一緒にアルギン酸ボール作りを楽しんでもらいました。
いろいろな色をブレンドして好きな色を作ったり、スポイトを2本も3本も使ってツインボールやトリプルボールに挑戦したり、わざと混ぜ残しを作ってマーブル模様のボールを作ったり、会場にいた全員が違うボールを作っているのがとても印象的でした。
出来上がったスノードームの水の中に透明な高吸水性樹脂のボールを一緒に入れてもらいました。何もないように見えるところでぷよぷよボールの動きが止まったり変化するので不思議な面白さアップです。
最後には、スポイトの代わりにプラコップを使って、大きなボール(いわゆるつまめる水)作りにもチャレンジ!
あっという間にコツをつかんで、皆さんとても上手でした。
おまけで、水と油のカラーボトルをプレゼント!
水に食用色素で色をつけたものと、ベビーオイルにジェルキャンドル用色素で色をつけたものを小瓶に入れると、比重と極性の違いで二層に分かれます。
振って混ぜても綺麗だし、時間が経つと元通り!小さなスノードームみたいですね。
今回も青年センターさんの全面協力で、感染対策も暑さ対策も万全だったおかげで
皆さん笑顔で終わることができました!
青年センタースタッフの皆さん、一緒に手伝ってくれた中部高校2年生の皆さん、本当にありがとうございました!
幹事 井上
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