【8/11レポート】ジオ散歩「湯の川で『幻の川』を探そう」× サイエンスクイズラリー

8月11日(金・祝)、はこだて国際科学祭2023プレイベント「ジオ散歩『湯の川で『幻の川』を探そう』× サイエンスクイズラリー」を実施しました!フィールドワークを通じて地質学的な見所と歴史をたどる街歩きイベントです。スタッフ含めて約20名が参加しました。

かつて湯の川温泉地区は、船が行き交う川のまちでした。幻の川の地面の凸凹を探し歩くとともに、湯川温泉の歴史や科学に関連したクイズも出題!川がどんなところを流れるかなどの実験もしました!

昨年度同様、「ジオ・フェスティバル in Hakodate 実行委員会」の雁沢夏子先生(元遺愛女子中学校・高等学校教諭)と共同で、ルート策定とストーリー作りをしました!

馬車鉄道があったこと、昭和40年の集中豪雨で鮫川が氾濫したことなどについて、古地図・古写真を活用!参加者の中に集中豪雨を経験した方もいたので、その時のお話もしていただきました。湯川寺にもお邪魔して三十三観音像と函館要塞の歴史も!
また、スクールカドワキさんと丸仙旅館さんに所蔵されている資料も活用させてもらったほか、2022年8月の豪雨で幻の川がよみがえったかのように水害に見舞われた「笑函館屋」さんにもご協力いただき、水害時の様子、諦めずに復旧作業に取り組んだ貴重なお話を伺いました。地域の方々の協力に感謝ですね!ありがとうございます!

参加してくれた子どもたちにとってよい思い出になっていれば嬉しいです!

ご参加いただいた皆さん、暑い中お疲れさまでした!

副代表 仙石

参加者に配付した「たんけんMAP」

今回のルートは・・・
函館市熱帯植物園→月見橋→湯川ポンプ場前→湯浜公園→ホテル万惣前→花びしホテル前→湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」→函館東郵便局→湯の川銀座通り→大盛湯前→湯の川温泉発祥の地碑→湯川寺→大黒屋旅館前→松倉橋→笑函館屋→函館市熱帯植物園