【8/29】科学祭2021でサイエンスショー「おうちでサイエンス2021」をライブ配信

8月29日(日)に函館大学ベイエリアサテライトで、はこだて国際科学祭2021 サイエンスショー「おうちでサイエンス2021」をライブ配信しました。
今年の科学祭のテーマは「環境」です。それに合わせて、生活に身近なプラスチックを題材に実験しました。

ペットボトルをリサイクルに出す前にフタとラベルを取って分別するのはなぜ?という理由を、水に浮くか沈むかという性質の一例を見てもらって、それぞれ違うプラスチックだからきちんと分けないとリサイクルできないからだよと確かめました。

ペットボトルのリサイクルの一例として、加熱して繊維を作る方法を見てもらいました。

レモンの皮に含まれるリモネンを使って、発泡スチロールを溶かしたりゴムを溶かして風船を割る実験を見てもらいました。

ペットボトルのラベルに使われているポリスチレンからできているシュリンクフィルムを使って、小さい瓶に好きなラベルを張り付ける実験を見てもらいました。ドライヤーと熱湯の熱を使うと、きれいに張り付けることができます。

次は、同じポリスチレンからできているカップスープのフタや、容器をプラバンのように縮めてストラップにする実験です。プラバンもポリスチレンでできているので、家にあるものでもプラバン遊びができますね!

最後に、水を吸うプラスチック高吸水性樹脂が水を吸う様子を見てもらいました。携帯用トイレに入っている高吸水性樹脂を取り出して実験しました。

身の回りにもいろいろなプラスチックがあって、その性質を使うことによって、リサイクルすることができたり、生活に役立てたり、楽しい工作に使うこともできますね。

熱くする実験が多いので、必ず大人の人と一緒に火傷に気をつけて、ぜひおうちでも実験してみてください!

そして、実験や工作で使ったプラスチックやペットボトルは、お住まいの自治体のルールに従って分別・リサイクル・廃棄をしてくださいね。ご視聴いただいた皆さん、ありがとうございました。

幹事 井上

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